Suno曲で歌ってみた|配信・YouTube用のミックスマスタリングの進め方

自宅でボーカルを録音するマイクのイメージ

Sunoで作った曲に、自分の歌をのせて、配信やYouTubeに出したい。 そう考えるシンガーが、増えています。

ただ、歌とトラックをそのまま重ねただけでは、「声が浮いて聴こえる」ことが多いです。 音程やタイミングのズレも、気になりやすくなります。

本記事では、Suno曲で歌ってみたを出す前に、確認したい3つのことを解説します。

  • 商用利用の規約
    どのプランで作った曲なら、配信できるか。
  • トラックの渡し方
    ステムに分けず、1本のまま渡すコツ。
  • 仕上げの依頼
    ピッチ・タイミング補正込みで、いくらかかるか。

先に確認:Sunoのプランと商用利用

配信やYouTubeの収益化を考えるなら、曲を作ったときのプランが重要です。 次の表は、Sunoのヘルプセンターに書かれている、プランごとの扱いです。

プラン

商用利用

配信・収益化

無料プラン

不可(個人の非商用利用が前提)

収益化はできない

有料プラン(Pro/Premier)

契約中に作った曲は、商用利用の権利がある

Spotify、Apple Musicなどへの配信ができる

※2026年10月時点の、Suno公式の記載をもとにした情報です。規約は変わることがあります。必ず、Sunoのヘルプセンターで、最新の内容を確認してください。

特に、次の2点に注意してください。

  • 無料プランで作った曲は、あとから有料プランに入っても、自動では商用利用にならないとされています。
  • 歌詞は、自分で書いたものなら、プランに関係なく自分で使えます。 他の人が書いた歌詞を使うときは、その人の許可が必要です。

また、既存の曲に似せて作った曲は、権利の問題が起きやすくなります。 企業での利用や、より詳しい確認ポイントは、AI生成音楽の商用利用リスク|企業が確認すべきチェックリストをご覧ください。

※本記事は、一般的な情報提供です。個別の案件への法的助言ではありません。

なぜ、歌とトラックを重ねるだけでは足りないのか

自分の歌を、AIのトラックにのせると、次のような問題が出やすくなります。

  • 声が浮く
    声とトラックの、音の質感が合っていません。
  • 音程が合わない
    少しのズレでも、配信では目立ちます。
  • タイミングがずれる
    リズムに対して、歌い出しや語尾がずれます。
  • 音量のバランスが悪い
    サビで声が埋もれたり、逆に前に出すぎたりします。

これらは、ミックスとマスタリングで整えられます。 ミックスで、声とトラックを馴染ませ、マスタリングで、配信に合う音量と音質にそろえます。

Sunoのトラックは「ステムに分けず、1本のまま」が基本

ミックスを頼むとき、「トラックは、ステム(楽器ごと)に分けて渡すもの」と思われがちです。 でも、Suno曲の場合は、分けずに、1本のトラックのまま渡すほうが、きれいに仕上がることが多いです。

次の表は、2つの渡し方を比べたものです。

渡し方

内容

仕上がりの傾向

1本のトラック

完成したトラックを、そのまま書き出す

ノイズ成分が少なく、クリアに仕上がりやすい

ステム(分割)

ドラム、ベース、メロディなどに分けて書き出す

分離の処理で、成分の欠けやにじみが出ることがある

なぜ、1本のほうがきれいなのか

Sunoのステムは、人が楽器ごとに録音したものではありません。 完成したトラックを、AIで分離して作ったものです。

そのため、分離の段階で、ノイズ成分が混ざったり、音の一部が欠けたりすることがあります。 それを、さらにミックスで重ねると、ノイズが目立つ場合があります。

MASTER SOUNDの制作経験でも、1本のトラックを使ったほうが、若干ノイズ成分が少なく、クリアに仕上がります。

ダウンロードのときの注意

  • Sunoの画面では、ステムではなく、完成したトラックの音源を選びます。
  • 形式を選べるときは、WAVがおすすめです。MP3より、音質の劣化が少なくなります。
  • トラックは、インスト(歌なし)で用意してください。

※Sunoの画面の名称や、選べる形式は、更新で変わることがあります。

声のデータは、5本程度に分けて渡す

トラックは1本のまま、声は、パートごとに別のファイルで渡します。 パートごとに分かれていれば、それぞれにピッチとタイミングの補正をかけられます。

声のデータの、目安は次のとおりです。

声のパート

内容

メイン

メインのボーカル

ダブル

メインに重ねる、同じ歌

ハモリ

上や下の、ハーモニー

コーラス

サビのコーラスや、掛け声

アドリブ

語尾や、合いの手

声の数は、5本程度が目安です。 もっと少なくても、問題ありません。メインの1本だけでも、依頼できます。

録音のポイント

  • マイクとの距離は、約20cmを目安にします。
  • ゲインは上げすぎず、クリップ(音割れ)させません。
  • 書き出しは、すべてのファイルの開始位置を、そろえます。

詳しくは、次の記事をご覧ください。

Sunoで作った曲の
歌ってみたを仕上げませんか?

納期3日程度|修正3回無料|初回サンプル制作無料

MASTER SOUNDの、Suno曲の歌ってみたプラン

MASTER SOUNDでは、AIで作ったトラックに、自分の声をのせたい方向けの依頼をお受けしています。 ピッチとタイミングの補正も、料金に含まれています。

次の表は、内容と料金です。

項目

内容

渡すデータ

トラック1本+声のデータ5本程度

含まれる作業

ミックス、ピッチ補正、タイミング補正、マスタリング

仕上がり

マスター音源(配信・YouTube用)

料金(フォーム)

14,300円〜(税込)

納期の目安

3日程度

修正

3回まで無料

初回サンプル

無料(フォームでのご依頼のみ)

※2026年10月時点の料金です。

プロの手による、ピッチ補正とタイミング補正が入って、この金額です。 自分で補正ソフトを買って、覚える時間と手間を考えると、費用を抑えやすい方法です。

依頼の流れ

  • 問い合わせ
    トラックと声のデータの本数、希望する雰囲気をお知らせください。
  • データの送付
    トラック1本と、声のデータを送ります。
  • サンプル制作
    初回は、無料でサンプルをお聴きいただけます。
  • 修正
    3回まで、無料で修正します。
  • 納品
    配信やYouTubeに使える、マスター音源をお渡しします。

依頼のときに、お伝えいただきたいこと

  • 用途:配信、YouTube、SNSなど。
  • イメージ:声を、前に出したいか、馴染ませたいか。
  • 補正の強さ:ピッチは、自然に整えるか、はっきり補正するか。

依頼は「ココナラ」か「メール」から

MASTER SOUNDへの依頼は、2つの方法があります。

項目

ココナラ

メール

料金

15,000円~

14,300円〜(税込)。ココナラより、若干安い

やり取り

チャット機能で、やり取りできる

メールで、やり取りする

向いている人

初めて依頼する、チャットで気軽に相談したい

費用を抑えたい、メールのやり取りに慣れている

依頼先

ココナラのサービスページ

お問い合わせフォーム

ココナラは、チャット機能があり、初めての方も安心です。 メールでのご依頼は、ココナラより若干安くご利用いただけます。どちらでも、ミックスの内容は同じです。 ご自身に合う方法を、選んでください。

依頼前のチェックリスト

依頼の前に、次の6点を確認しましょう。

  • Sunoのプラン
    有料プランで作った曲か(配信・収益化の場合)。
  • トラック
    ステムではなく、完成した1本のトラックか。
  • 形式
    WAVで書き出せているか。
  • 声のデータ
    パートごとに分かれているか(メインだけでも可)。
  • 書き出し
    すべてのファイルの開始位置が、そろっているか。
  • クリップ
    音割れしていないか。

まとめ

Suno曲で歌ってみたを、配信やYouTubeに出すときは、次の3つを押さえましょう。

  • 規約:配信・収益化なら、有料プランで作った曲を使う。
  • トラック:ステムに分けず、1本のまま渡す。
  • 仕上げ:声のピッチ・タイミングを整えて、マスタリングまで行う。

MASTER SOUNDなら、トラック1本+声のデータ5本程度で、ピッチ・タイミング補正込み15,000円~で、マスター音源を制作します。

配信リリース前に
ミックスマスタリングを依頼してみませんか?

納期3日程度|修正3回無料|初回サンプル制作無料

こんな記事も読まれています